2月6日(木)

9時チェックアウトで、ミニバス捕まえて友誼関三又路へ。そこでバイクタクシー捕まえて、一気に国境へ。このときがBOBバイク タクシー初体験。いぇ〜い。国境到着。ここでビックリ。日本人にあった。旧正月の前日に中国・ベトナム国境で日本人に会うとは、、、 やっぱ日本人はどこにいってもおるね。

さっさと中国出国。ベトナム入国手続きへ。一回イミグレーションの建物見過ごして、勝手に 町に出ようとして止められる。がはは。無事手続き終了。

ついにベトナム入国!またしてもバイクタクシーで近くの町ドンダンへ出る。 ここで電車に乗ってハノイに行こうと考えてたが、旧正月のため電車なし。とほほ。しゃーなく、またまたバイクタクシーで最寄の大きい町 ランソンへ。

ここでハノイ行きのバスを見つける。値段を聞くと8万ドンなどと言っている。どう考えてもぼられているが、ベトナム 初日のため、物価が分からず、しかも数十分にも及ぶ値段交渉にもまったく応じないので、仕方なくこの値段で乗ることに。なんか、 くやしぃ〜〜。バス田舎道爆走。一度乗り換え、無事ハノイ着。

訳のわからん所に下ろされるが、なんとか大きなホテルを見つけ、 そこで地図をゲットして、安宿のある地区までたどり着く。なんとかドミトリーを見つけ一段落。そのドミにいた関西大学の学生、 藤原君とともにカウントダウンしに町へでる。明日はベトナム一の祭日、旧正月なのだ。、、、、、、の割には、しょぼいカウントダウンじゃった。


2月7日(金)

今日はベトナムで言うとこの正月だ。無駄とは思ったが、念のため両替の為銀行へ、ビザ申請のためラオス大使館へ行ってみる。みごと 撃沈。やっぱ空いてる訳ないか。

やどに戻り、チャリンコ借りて散策へ。ハノイ駅に行き、列車の時間を調べてみる。これまた撃沈。 乗りたい列車が正月休で一週間以上運行なし。だめだこりゃ。ベトナムはバス移動に決定。ハノイは正月休みでやることないので、明日 出ることにする。

よって急いで観光へ。結構有名らしい、水上人形劇ってのを見に行く。劇場の舞台の部分がプールになっており、 そこで人形劇が繰り広げられるというものだ。さすがに言葉がわからないので筋はわからなかったが、どうやって人形操ってるんだろう? って感じ。なんせ人形遣いの姿は見えない。どうやらプールに潜っているらしい。でも息継ぎは?ん〜ん、結構面白いかも。


2月8日(土)

今日は朝からビックドン(景勝地)とホアルー(旧王朝の寺)の観光ツアーに。これまたいつも通り予定より1時間遅れで出発。 ビックドンとは、陸のハロン湾とも言われ、、、言うてもハロン湾の説明もせなアカンくなるね。簡単にいうと、中国の桂林のような 山水画チックな縦長の山が湿地帯からニョキッとそびえている、風光明媚なとこなのだ。

このツアーは、 その山の麓を竹で編まれた粗末なボートでくぐり抜けるというものである。BOBの行ったこの日は、霧雨で山頂に霞がかかり絶景。 ボート漕ぎのおばちゃんがチップくれだ、テーブルクロス買えだうるさかったが満喫。結構気に入った。その後ベトナム料理(春巻きとか) の昼食を取り、ホアルーへ。

ここは以前の王朝の都で、中国からの攻撃に対抗するため、四方を山に囲まれたこの地が都に選ばれた そうだ。いろいろな寺を回った後に、小さな山に登るのだが、そこからあたり一帯が一望!、、、、できるはずなのだが、今回は濃い 霧のためあまり視界がよくない。肉眼で見る分には情緒があっていいのだが、写真に撮るとあまりクリアーに写っていなかったのが残念。

こういう歴史のあるところに、予備知識をもたないまま来てしまったことにかなり反省するBOBであった。ま、それなりに ビックドン・ホアルーツアーを楽しみ、ハノイに戻ってくる。

宿でチェックアウトをすまし、そのまま次の目的地、ダナン行きのバス乗り場へ。 しかし、バスで行くはずなのに、ワンボックスカーに詰め込まれる。これで長旅はきついなー、なんておもってると、途中でミニバスに乗り換え。 っほ。しかしベトナムは道が悪い。夜行バスだってのに、寝れたもんじゃねぇ。あまりに跳ねて、体がたびたび浮く。とほほ。


2月9日(日)

ん〜ん、寝れねー。バス揺れすぎ。ほんとベトナムは道悪いね。ろくに寝れぬまま、気がつきゃ昼食休憩。チキンライスを注文。あまりに ハエがたかっていて食えねぇ。ハエを追っ払いながら、無理やり腹に詰め込む。バスに戻る。ちょっとして到着。

やっとダナンに 着いたか、と思ったが、乗り換えのためよったフエという町らしい。一旦バスを降りる。で、ダナン行きのバスはどこだ?って聞いてみた。 返事を聞いてびっくり。”今日はもう最終便が出たので明日まで待て”だって。お〜〜い!!ダチョウ倶楽部ではないが、まさに聞いてないよの 世界だ。

仕方なく、同じバスに乗っていたもう一人の日本人と部屋をシェアして、今夜はフエ泊に決定。この人とフエ観光に出かける。 フエもホアルー同様、古都(ホアルーよりは新しい)。旧王朝の建物が並ぶ。さっそく王朝見学に行こうとするが、入場料見てビックリ。 5万5千ドン。日本円にすると550円だが、ベトナムでは大金。そこまでの価値なしと判断。入るのやめる。

あとはその辺で照り焼き チキンをフランスパンではさんだもの食べる。激ウマ!しかもこの町の人達は値段をフッカケてこない。こりゃ〜ええ。


2月10日(月)

朝からダナンに向け出発。なんでも景色のいい峠道らしい。途中砂浜の綺麗なビーチも通るらしい。すこし南国の青い海みたいなのを 期待する。ま、実際は行ってみてガックリ。期待しすぎてたようだ。ただの浜辺やった。

なんだかんだでダナン到着。バス運ちゃんに ダナンのどこで降りたい?と聞かれたので、ラオス領事館辺りでとお願い。しかし、I don't know.と言われて終わり。どうやら他に二人 ダナンで降りる人がいるらしいので、その人達と一緒に降りる。

その二人はアメリカ人と英語ぺらぺらのベトナム人だったので、 ラオス領事館はどうやっていくの?っと聞いてみる。すると途中までタクシーで送ってくれた。ラッキー。ラオス領事館への行き方も 聞いたので、さきにめぼしをつけてた宿に行ってみる。ありゃ、その建物が廃墟になっている。だめだこりゃ。

第二候補の宿へ。 ここはラオス領事館のすぐ裏なので、さっさとここに決める。本日はまだ旧正月の影響で領事館は休み。よって、ラオス行きのバスを 調べに。サイゴンツーリストという旅行代理店に行ってみる。なんでもラオス行きバスはUS30$とか言っている。高すぎ。

とりあえず今日買うのはやめとく。また明日違う方法でバスを探してみようっと。


2月11日(火)

朝起きたら頭が痛い。熱っぽい。風邪か?、、、、ま、気にせず行動開始。

ラオス領事館へ。さっさとビザ申請終わらす。明日の朝には 出来るそうだ。一安心。明日の午後ラオスに発つことに決定。

バスの手配へ。昨日行ったサイゴンツーリストは値段が高すぎるので、 他を当たってみることに。、、、、、、、、、、頭痛悪化。他を当たっている余裕なくなる。とにかくバスを押さえて早く宿に戻りたい 一心で、高いの承知でサイゴンツーリストに頼むことに。

昨日のお姉ちゃんにバス頼んます、ってお願い。ここでビックリ。値段が 38$とかぬかしやがる。昨日30$やったやんけ!って言うと、手数料を加えると38$ですだって。あほか。頭痛には勝てず、 なくなく了承。なんかいろいろ説明してくれたが、頭痛くて上の空。金払って宿に戻る。

濡れタオルで頭冷やしながら横になる。 すると宿のおっさんが部屋へ。何言ってるか???って顔すると、一旦フロントにもどって、再び登場。サイゴンツーリストのお姉ちゃん を連れてきた。どうやらバスチケット持ってきてくれたらしい。さすがに高い金払っただけあるね、っと無理やり納得。

ん〜ん、とくかく頭痛治さなアカンし、寝まくる。


2月12日(水)

朝8時にベッドメイクのおばはん登場。なんで8時に来るねん!と思いながらも起床。頭痛と熱っぽいのは引いたようだが、お腹ゆるい。 普通、こっちに旅行に来ると食べ物でお腹壊すのに、BOBは風邪でお腹壊す。ん〜、納得いかん。

とにかくラオス領事館にビザ取りに 行く。大成功。チェックアウトも済ませ、やることないので夕方7時のバスにもかかわらず、お昼にバスターミナルに向かう。ゆっくり 歩いて行ったのだが、一時間強で到着。バスの時間まであと6時間弱。とほほ。

バスターミナルの近くでうろうろしてると、子供達 数人と子供連れたおっさんが興味しんしんでこっちを見ている。風景でも写真に撮ろうとカメラをバックから取り出すと、おっさんと 子供達が写せ写せとうるさい。何記念やねん、と思いながらも2,3枚とってやる。すると写真をとられただけで満足したらしい。 この人達は、”住所を教えるから後で送って”なんてことは一言も言って来ない。そのままほったらかすことに。

近所にしょぼい 遊園地発見。5000ドン払って中へ。ここでバスの時間まで暇を潰す事に。、、、、、寝てただけ。やっと夕方。

バスに乗り込む。お、日本人二人発見。いろいろ話を聞いてみても、私のバス代が一番高かった。くそー。とにかくベトナム脱出じゃ。




2月13日(木)

朝三時頃国境到着。当然閉まっている。7時に開くらしいので、それまで寝て待つ。

7時過ぎにOPEN。乗客はさっさと税関通過 するが、バス通過するのに時間がかかっている。日本人3人で情報交換。さっき税関を通るとき、その日本人のうちの一人が変なパスポート もってたので尋ねてみると、日系二世のアルゼンチン人だった。日本語、英語、スペイン語が話せるそうな。かっこえー。

やっと 国境出発。サバナケットまでひたすら田舎路。文明の力とやらにはお目にかからない。家なんて高床式住居だ。ほとんど歴史の教科書状態。 乗ってるバス以外はすべて木製って感じ。さすがラオス。

昼食休憩。近くの店でラーメン頼む。 出てきてびっくり。器がプラスチックの洗面器だった。がはは。

結局夕方5時頃サバナケットのバスターミナルに到着。日本人三人組 で宿探しに。ブラブラしてると日本人発見。安ホテルの場所を聞いてそこに向かう。2$ちょいでクーラー付きの部屋に決める。

夕食にでかかる。このホテルはメコン川のそば。夕暮れ時に太陽が対岸のタイの街に落ちていく。んーん、絶景。しかし部屋に付いてる 旧ソ連製らしきクーラーは笑けた。ただでかいだけやった。


2月14日(金)

今日でラオスとはお別れ。一泊しかせんかった。ベトナムからタイに行く途中に通ったってだけである。観光らしき物はせずじまい。 船の時間まで川辺でコーラのんで暇潰し。

すると坊さんに囲まれる。ツーリストか?結婚してるのか?どこから来た?これからどこに 行く?などなど質問攻めに会う。なかでも”何年英語は勉強したんだ?”って質問が一番きつかった。もちろん中高6年って答えると ”6ヶ月の間違いじゃないのか?”などと侮辱的な発言をされる。ラオス人ごときに(?)に英語力を馬鹿にされ、いつかリベンジしてやると 心に誓うBOBであった。

ホテルのチェックアウトを済ませ、いざタイへ!!っとおもったら、 チェックアウトで手間取る。昨日3人で6500Kipって言ってた部屋代が10000Kipとか言ってくる。きのう6500Kipって言ったおっさんが 見当たらない。これじゃ話にならん。しゃーないのでひとり3000Kip、計9000Kipってことで一件落着。ま、クーラー付いてたし、ええか。

いざメコン川を渡り(30分たらずやけどね、)タイ突入!!対岸街、ムクダハンに着く。いきなりびっくり。ラオス側にはインチキ 両替屋でしかお金変えれなかったのに、川渡っただけでタイ側にはATMが並んでる。ハイテク王国タイランド。ちょっと今まで 馬鹿にしてた。すんません。

くそ暑い中、現地人に嘘の道教えられながらも、勘でなんとかバンコク行きのバス乗り場へ到着。 VIPバスは高いのでやめ、一番やすいバスでバンコクを目指す。しかし、さすがタイ。道も快適。乗車するなり爆睡してもうた 。ベトナム、ラオスとはえらい違いや。




2月15日(土)

5時半頃バンコク北バスターミナル到着。まだ辺りは真っ暗。バスターミナルのくせに、英語の案内らしきものが一切無い。歩き方を 見て市内にでるバスを確認。何番バスに乗ればいいのかわかるが、どっち向きのバスに乗ればいいのかわからない。

なやんでいると日が上ってくる。これで東西南北を確認。現在北ターミナルってことは、南向きのバスに乗ればええねん、ってことで なんとかバスでカオサン通りという

バックパッカーの聖地(?)へ到着。ラオスで一緒だった日系アルゼンチン人に教えてもらった お薦め宿、GREEN HOUSEに向かう。満室で断念。しゃーなく近くのフレンドリーゲストハウスってとこにする。

今日はミャンマー行きの 飛行機を調査することに。ほんとは陸路でミャンマーに行きたかったのだが、法的に無理。猿岩石も飛行機に乗ったルートだ。なくなく 空路に決定。

カオサン通りには森さんという日本人が経営する旅行代理店があるので、そこで飛行機の相談に。毎週金曜日発の ビーマンバングラディッシュ航空がやすいらしい。しかし現在キャンセル待ちしかないらしい。と言うわけで、当分は飛行機のキャンセル 待ちでバンコク暮らしになりそうだ。


2月16日(日)

今日は日曜日。大使館系が休みなので、観光に出かける。近所にある王宮へ。入場料が高い割にさほど面白くない。ま、金ぴかの塔に エメラルドの仏像など、そこそこタイを満喫。

しかし、暑い!!さすがタイランド。石田壱成が「タイは若いうちに行け」とCMで 言ってた意味がわかる。ジジイなってから来たら干からびるね。確実に。

寝釈迦仏で有名なワット・ ポーへ行く。でかいね、寝釈迦仏。足の裏がBOBよりでかい。しかも金ぴか。タイの人はほんと金をありがたがる。ま、厳しい気象条件で、 金箔にしないと建物がもたないのもあるんだろうけど。

寺巡りのあとは観光案内所にバスマップもらいに行く。これでバンコクの 公共バスは問題なし。やっぱ移動は公共バスに限るね。値段が違う。(一回のって3.5Bなり)

いったん宿にもどり、同室のムエタイを習得に来たと言う関西人(以下ムエタイ君)と夕食に。なんかやたら辛いぶっかけご飯食べる。 これは辛い!!辛いもの好きのBOBでもかなりきつかった。デザートにゼリー食べ、今日の行動はこれまで。


2月17日(月)

今日は大使館巡り。まずはインド大使館へ。バスでお出かけ。到着。用紙適当に書いて提出。出入国地点を聞かれただけで、その他は 問題なし。21日に取りに来いだって。でも一番短いビザで3ヶ月。1週間くらいしかいない予定なのに、このビザ取らざるを得ない。 ま、その気になったらインドで沈没か、等と考えながらミャンマー大使館へ向かう。

即効ビザゲット。ちょうど日本人の女の子2人も ビザ取りに来てたので、お昼を御一緒する。どうやらこの人たちもビーマンバングラディッシュ航空で行くらしぃ。またどっかで会いそう。

カオサンに戻る。飛行機のチケット予約に行く。やっぱりキャンセル待ち。しゃーないね。カオサンをぶらぶらしてると、どうしても タイ土産にムエタイTシャツ欲しくなり、Tシャツ屋で頑張る。さほど値引いてもらえず、95Bで購入。そのうちムエタイパンツが欲しく なりそうな気配むんむん。がはははは


2月18日(火)

9時起床。近くにあるタマサート大学まで学食食べに行くことにする。

カオサン通りを少しでたところで、タクシーに乗ったおばさんが 私を呼んでいる。なんか安いホテルを知らないかって聞いてくる。ガイドブックとか持ってないのか?と聞かれ、持っていたのでそれを 見せてあげる。

はじめはタクシーに寄っかかって話していたが、冷房効いてるし中に入れとおばさんが勧めてくる。知らん人とタクシー 乗るのは怖かったので始めは断ったが、冷房かけてるのにドア開けっ放しで話しているのもなんなので、ついつい乗ってしまった。

ガイドブックを見て、おばさんはどうやら宿をみつけたよう。なんだかお礼にマッサージをしてくれるとか言い出した。なんでも マレーシアからきたマッサージシャンなんだって。とりあえず、Tシャツの下に首から貴重品を下げていた ので、それに気をつけながらもマッサージをしてもらう。

これまたたいして気持ちよくない。数分くらい揉まれていただろうか、 目的地のタマサート大学の近くに来たので降ろしてもらう。腹減ったので、学食へ向かう。

ところが、大学の門の手前の公園を横切っていると、変なおっさんが話し掛けて来る。なんでもこの大学のプロフェッサーとか言ってる。 へんな日本語の挨拶言葉を知ってるので聞いてみると、日本に昔住んでたそうな。その割には日本語が怪しい。挨拶しかしらん。

するとこのおっさん、講義が昼からなのでそれまで寺に行くので一緒に行こうだって。歴史の教授とか言ってたし、ええ話でも聞かせて くれるかと思いついていく。トゥクトゥクにのり、ショボイお寺へ。とにかくショボイ。ろくにありがたい話もしてくれない。 学食行きたいし、はよ帰ろうとせがむ。

帰り道におっさんがこれまた変な話をしてくる。アメージングファクトリー(面白い工場) があるので一緒に来いだって。なんでもそこで2000US$で買った宝石を日本に持って帰って売ると、4500US$になるそうな。 アホくさ。歩き方に書いてあったとおりの、教科書どうりの文句で誘ってくる宝石詐欺がいるなんて ビックリ。ま、ええ話のねたになったわと一人で納得。さっさとおっさんほって学食に行く。

いろいろ振り回されたが、やっと学食 にありつく。ふ〜。飯くいながら、なにげパスポートをみようと、首から下げている貴重品入れのを取り出してビックリ!!! トラベラーズチェック(約14万円分)と500Bがなくなっている。まじで血の気が引く。数分間 うろたえるが、とにかく部屋に置いて来たかもしれん、ってことで宿に戻る。

さがしてもない。ん〜ん、こりゃどう考えても朝の タクシーのおばはんスリやったね、って結論に。き〜〜〜。カオサン通りの端にある警察に行ってみる。そこでツーリストポリスへ行って 盗難証明書もらえとのこと。とにかくT/C会社(VISAとMASTER)に国際電話して止めてもらう。

その後ツーリストポリスへ。英語が出来ない 私は、90%ジェスチャーでスリに会ったことを伝え、タイ語の証明書をもらう。明日からこの証明書をもって、再発行手続きの日々だ。だる〜〜。

しかしおばはんのスリのテクニックには驚愕。注意してたシャツのしたの貴重品を、シャツをめくらずにマジックテープはがして 盗みやがった。ある意味感心。


2月19日(水)

今日は6時45分起きで、朝からMASTERのバンコク事務所へ再発行手続きへ。

MR.ADISAKなるオフィスマネージャーらしき人に質問 攻撃をされる。日本では何をしているか、どうやってT/C買う金を貯めたか、今の宿は一泊いくらだ、、、、、、しまいには去年行った ニュージーランドはどうだった?などと訳のわからんことまで聞かれた。全て英語で。もちろんこっちはジェスチャーで返答。これで 会話になるのが恐ろしい。

アホほど長いレポートを作成され終了。これからロンドンのヘッドオフィスに書類を送るから明日また 来いだって。ん〜、疲れた。

VISAの方へも電話してみる。今日中に手続きおわるから、あすバンコク銀行で再発行してもらえとの こと。一応明日で全てのT/Cが返って来そうだ。っほ。となると、予約中の飛行機のチケットが気になる。お願いしている旅行代理店 へ行ってみると、案の定いまだキャンセル待ち。

ムエタイ君と晩飯食べに出かけてる。お目当ての店はもう閉まってた。とほほ。 なんかいいことないねぇ〜。


2月20日(木)

朝からバンコク銀行へ。9時に到着。閉まってた。9時半かららしい、、、。とりあえず、先にMASTERの事務所へ。パスポート預けると すぐに890US$のチェックが帰ってきた。っほ。しかも手数料なし。まるまる返ってきた。

続いて再びバンコク銀行へ。2階の カウンターで書類を書くと、なんなく3万円のチェックが返ってきた。こちらは手数料9B取られた。ま、どちらも無事返ってきて一安心。 二度とタクシーに乗ったおばはんは助けないと固く心に誓う。

帰り道にパッポン通りという、タイではお馴染みの風俗店満載通り 見学へ。さすがに昼間なので静かなものだが、これが夜だといかがわしいことこの上なしって感じの店が乱立。さすが東南アジア一の エッチ通り。

カオサン通りに戻る。一縷の望みを胸に旅行代理店へ飛行機のチケット状況を聞きに行く。アイヤ−、今週の便は取れ なかった。あと一週間はミャンマーへ行けないことが決定。ガクッ。

しゃーないので、南の島(ピーピーやサムイ)へバカンスにでも 行こうかなっと。いろいろ話を聞いてると、どうやらミャンマーへの飛行機だけでなく、日本に帰る便の飛行機ももう押さえとかないと やばいという話を聞く。

私の計画ではインドから香港経由で帰国なのだが、どうやらカルカッタ--バンコクは大丈夫でもバンコク-- 香港--関空がJALしか飛んでないらしく、アホほど高いらしい。日本人でも手の出ない日本航空って何?という疑問が頭よよぎる。

とにかく、3月18日の大学の卒業式はこの時点であきらめる。ま、ほとんど行ってなかった大学なので、未練まったくなし。 がはははは。夜は電卓と歩き方を手に今後の計画を練る。


2月21日(金)

今日はインドビザを取りに行く日。さっそく大使館へ。即効ゲット。ビザ待ちの時に、大阪外大中退のイラストレーターという岩川さんと 知り合う。

一緒にカオサン通りに戻り、昼ご飯。どうやら岩川さんはこれからインドのボンベイへ行くらしい。で、タイに来る前は マレーシアにいたらそうで、タイ--マレーシア間は行き来が簡単だそうだ。この時点でBOBのこれから一週間の予定は、南の島ではなく 予定外の国、マレーシア・シンガポール、マレー半島往復の旅に決定。行き当たりばったり万歳。

旅行代理店に帰りの飛行機を押さえに 行く。どうしても香港には返還前の今寄っておきたかったので、関空着を名古屋着に変更すれば中華航空があるというのでそれを予約。 お金も払う。

ミャンマー--バングラディッシュ--ネパール・カルカッタ--バンコク--香港--台湾--名古屋のチケットが、バンコク-- 香港--関空のJALのチケットより安かった。JALって何者?

宿を引き払い、さっさとファランポーン駅へ。バスの乗り換えミスり、 えらい歩く羽目になるがなんとか到着。切符売り場へ。アイヤ−、数十分まえにシンガポール直行国際列車が出てしまっていた。

しかたなくローカル電車の三等席でマレーシア国境近くの町、ハートヤイへ向かう。さすが三等席。三人がけの椅子に三人座る。明日の 朝までかと思うと(この時点で夕方4時)頭痛い。やっぱ2等にすべきだったかも、、、、、、後悔。ま、途中で人の乗り降りがあり、 なんとか少し横にはなれた。

しかし電車ではないこの列車、まど開けてるので煙が入ってきて顔真っ黒けになってもうた。とほほ。


2月22日(土)

予定一時間遅れでハートヤイ到着。

どうやってシンガポールまで行こうかいな、って考えてると、”どこに行くんだ”とうるさく聞いてくる 片目のオヤジが一人。最初は無視していたが、シンガポール行くねんと言ったら、バスチケットオフィスまで連れてってやるだって。 やっぱ客引きや、うるさいと思ったら。

ま、とにかくそのオッサンに連れられバスチケット屋へ。値段を聞いてみると650Bと 言っている。歩き方には550Bって書いてある。しかし昨日の三等席の直角背もたれの椅子でねた疲れで、値段交渉したり他を当たる 元気なし。もうそれでシンガポールへ行くことへ。

バスの時間までまちをふらつく。Mrドーナッツ発見。タイの端っこでミスドで 昼飯。なんか変な感じ。バスチケット屋へ戻る。受付のお姉ちゃんがさっきの片目のおっさんに100B渡しているのを見てしまう。ち、やっぱ 100B損した。くそ〜。どうしても疲れてると思考能力と忍耐力が落ちていかん。これから二度と客引きは使うまいと心に刻む。

バス出発。隣に座ってるの中国系マレーシア人のおっちゃんに飯おごってもらう。ラッキー。そのオッサンの読んでる新聞よこから 覗き込むと、ケ小平死亡の記事。いや〜、中国で長居せんでよかった。何かあったら怖いもんね。

しかしバス快適。冷房ガンガン。 ビデオも上映されてる。タイ版湾岸ミッドナイトみたいなのやってる。フルバケ、四点シートベルト、ロールバー、最低地上高指三本の シビックに乗っているBOBの走り屋(?)の血が騒ぐ。が、冷房快適すぎて寝てもうた。がはは。起きたらシンガポールのはずだ。


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