5月
入国の巻き

切りがいいので、1日にカナダ入国に。とりあえずシアトルからグレイハウンド(北米で有名な長距離バス会社)でシアトルを出発。 (4月のアメリカ西海岸日記はこちら) バスの車窓をつまらなさそうに眺めてると、ちゃっちゃと 米 -- 加国境到着。

ここで一仕事。カナダ大使館から届いたワーキングホリデー関係の書類を提出し、この場でビザの発給を受けることになっているのだ。 早速書類を税関のおっさんに提出。なにやら質問されるが、全く聞き取れず。なんか”バンクーバー?”ってのだけ聞き取れたので、もちろん ”イエェース”とにこにこ答える。

これが実は大失敗。とりあえずワーホリビザをもらい、ご機嫌でバスに戻ってバンクーバーへ。車中暇だったので、 もらったワーホリビザをまじまじ見ていると、大発見!なんと就業地はバンクーバーに限るなどとかかれている。本来、ワーホリビザがあれば カナダ国内どこでも働けるはずだが、私が訳もわからぬまま”バンクーバー?”という質問に返事をしてしまったため、変な条件が付け加えられていた。 やはり、何言われてるか分からないのに、”イエェース”の返事は危険だ。入国初日からちょっとブルー。

変更手続きもウザそうだし、 この時点でバンクーバー住まいに決定。つい数時間前まで、どこの都市に住むか未定だったのに、勝手に決められてしまった気分。ま、ええか。

バンクーバーに着き、さっさとバックパッカーズ(一日10CAN$)に宿を決め、今後カナダでどうするか悩む。



語学学校&ホームスティ探しの巻き

とりあえずこの二つを押さえんことには、生活が始まらない。日本人向け新聞でめぼしをつけた留学情報センターに向かう。

カウンセラーの おねぇさんに@料金高いが内容濃いA安いが内容がダラダラB料金、内容ともに中間 の三つの学校を紹介される。もちろん、この時点では 英語をヤル気満々のBOBは@を選ぶ。一日4時間授業を三ヶ月で2375$也。結構しよるなぁ〜。

ついでにホームスティの斡旋もお願いする。 その話の最中にこの留学情報センターにやって来た日本人が、来月引っ越すから部屋を引き継がないかとのこと。じゃ、来月からはそこでエエワって訳で、 ホームスティは一ヶ月だけお願いする。たいした苦労をするわけでもなく、さっさと学校もホームスティも一段落。

日本で手配してから来るほどの こともないなぁってのが感想。



語学学校開始の巻き

最初にクラス分けテストなるものを受けた。で、結果はレベル3。レベル1のクラスは生徒がいないので、実質上下から2番目のクラスに掘り込まれる。

下から二番目だろうがなんだろうが、クラスが始まると先生&生徒の話が全くわからない。説明してる文法自体は中学校レベルなのだが、 説明の英語が分からんのだからお手げ。まず耳が英語に慣れないことにはどうにもならないと判明。極力TVやラジオを聞こうと決心。

生徒の顔ぶれは、評判どおり日本人と韓国人で7割、2割が南米出身、1割がヨーロピアンってとこか。いくら英語でとは言え、 英語レベルの同じESL学生と話しても意味なしと勝手に判断。休憩時間は一人で新聞を読む。おかげで、友達出来ず。とほほほほ。



ホームスティ開始の巻き

これはよかった。紹介してもらった家庭がすばらしい。

日本で英語教師の経験のある三十代の夫婦に生まれて半年のかわいい子供に犬一匹。 そして韓国人ESL学生♂と日本人ワーホリ♀。
この夫婦が英語に厳しく、家の中では日本人同士でも英語でしか話してはいけないという ルールを作っていた。

そして、週に1,2回、食後にみんなで英語を使ったボードゲームをする。これがなかなか英語の練習になって面白い。 しかも、この夫婦がインチキ英語の日本&韓国人相手に結構ムキになって勝負をしてくる。がはははは。君らは勝って当たり前やろ!って言いたかったが そんな英語は思いつかなかったBOBであった。



ウィスラーへ行くの巻き

そう、ウィスラーである。北米No1リゾートとして名高い、あのウィスラーである。ちなみにBOBはスキー1級持ちだ。おうよ、滑るで〜。

本来ならそんな感じなんだろうが、BOBは滑らなかった。ウィスラー行きを誘ってくれた語学学校の友達が滑らないっていうし、じゃ、 滑らんとこーってことに。ま、5月やから、滑れる個所も知れてるだろうし、第一スキーなんかしてるお金がなかったりする。がはははは。

しかも、一泊二日で行ったのだが、レンタカーをあらかじめ予約してなかったので、車借りるだけで昼までかかってしまった。おかげで ウィスラーついたら既に夕方。翌日の朝にはウィスラーをでたので、散歩くらいしか出来なんだ。くそー。

”I'll be back ”と固く誓い、 散歩だけを楽しんだウィスラー旅行は幕を閉じた。くそー



6月

アパートへ引越しの巻き

今月からアパートに引っ越した。ホームステイを探しているとき知り合った日本人の部屋を引き継ぐことに。

もちろん一人で部屋を借りる ほどのお金はございません。で、ルームメイトと1ベッドルームのアパートをシェア。私はベッドルームでルームメイトはリビング住まい。

普通バンクーバーのワーホリさん達は、日本人同士か韓国人と部屋をシェアすることが多いのだが、私のルームメイトはなんとモンゴル人。 がははは。

この部屋を引き継ぐのを決めた理由は、1.家賃が安い(380$) 2.立地(ダウンタウン内) 3.ルームメイトがモンゴル人  この3点。

ホームスティもいい家族に恵まれ、英語しか話さない環境に浸れてよかったのだが、ダウンタウンで仕事をするつもりだったので 引越し。ホストファミリーはBOBが引越しの時にはさよならパーティーをしてくれ、なんと引越し先まで車で荷物を運んでくれた。 ほんとにエエホストファミリーに当たり良かった。

周りの人の話では、変なホストファミリーに当たると最悪らしい。いやー、ついてたね。



オカナガン旅行の巻き

ルームメイトのモンゴル人(エンへ)、今の部屋を紹介してくれた日本人のESL学生(トモ)、その友達のワーホリ(ヒロアキ) と旅行へ行くことに。

目的地はオカナガン地方。未確認巨大生物系に強いひとならご存知かも知れない、なぞの水中生物”オゴポゴ” が住むといわれているオカナガン湖周辺である。ま、カナダのネッシーといった感じですな。

エンへが友達から借りている現代(韓国の自動車メーカー) のオンボロ車に乗り込み、いざ出発。エンへはえらい運転が下手&乱暴なのが分かった以外は、特に道中収穫なし。その日は オカナガンの入り口の町、ペンティクトンのモーテルに泊まり、翌日オカナガン湖へ。

んー、ばかっ広い湖だ。とにかくでかい。琵琶湖の 比ではない。

早速、我々はオゴポゴを探すべくモーターボートを借りた。なんと小型船舶4級とかの免許不要。保証金さえ払えば、さっさと 貸してくれた。BOBも生まれて初めてモーターボートを運転!爽快!!気分は加山雄三!!!しかし、オゴポゴのオの字も発見できないまま 時間切れ。オカナガン湖を去る。

その他の湖をちょこっと見て周ったが、さほど興味を引かず。さっさとモーテルを見つけ、そこの プールで水浴び。あとはたいしたイベントも無く、翌日岐路につく。

ん〜ん、あんま面白くない旅じゃった。男四人じゃ面白いはずも無いか、、、、



FRIENDSの巻き

語学学校の授業でFRIENDSなるドラマ(ブラビの嫁はんが出てるやつ)を見た。なんか、結構流行っているらしい。

もちろんBOB的には 、英語が分からないので意味不明。クラスメイトが見ながら笑っていたが、みんなが何故笑っているか分からないBOBは、自分の英語力に わらけてきた。

ESLの生徒で、このドラマを見ている人はかなり多い。”おい、おまえら、英語がちゃんと聞き取れて、その上でおもろいから 見ているのか?”と聞いて周りたかったが、”はい”と答えられると自分の立場がないので、やめた。なんだか日本でもこのドラマが 結構流行ってるというではないか。

ん〜ん、日本語で見たい、、、、、



映画を見るの巻き

カナダは映画が安いらしい。と言うか、日本が高いのか?とにかく映画館へ行った。先々月、LA・ハリウッドのチャイニーズシアターで、始まった ばかりのMATRIXを見たのだが、それ以来の映画in Englishである。ちょっと遅れた映画を3本立てで4$という激安映画館へ。

"TEH OUT OF TOWNERS"(スティーブ=マーチンのコメディ)"LIFE IS BEAUTIFUL"(99年アカデミー賞3部門受賞)"SHAKSPEAR IN LOVE"(グウィ ネス・パルトゥロウやね) の三本。

・"TEH OUT OF TOWNERS"
 とにかくドタバタコメディー。映画チンプンカンプンのBOBでも、ちょっと笑えた。吉本新喜劇くらいベタな内容である。
・ "LIFE IS BEAUTIFUL"
 とにかく感動。なにが感動かというと、これはイタリア映画なので英語字幕。だから、BOBでも結構内容が分かったのだ!、、、、それもあるが、 主演のロベルト・ベニーニがいける。戦争ものに弱いBOBは目頭が熱くなった。
・"SHAKSPEAR IN LOVE"
  強敵である。ただでさえ英語が分からないBOBにとって、 中世イギリス英語が使われているこの映画を理解する可能性はゼロ。唯一脳裏に焼きついたのは、グウィ ネス・パルトゥロウのおっぱいくらいである。

ん〜ん、映画も 日本語で見たほうが分かりやすいですね。がははははははは



7月

ニュールームメイトの巻き

突然だった。モンゴル人のルームメイトが、仕事の関係上、先月いっぱいで祖国モンゴルに帰ってしまった。私のモンゴル人満喫計画はたったの一ヶ月で終止符を打った。

さて、新しいルームメイト探さんとなーって思っていると、以前一緒にホームステイしていた韓国人のコンジェイが、もうホームステイ出るので 一緒に住みたいと言ってきた。ま、コンジェイ嫌いじゃないし、日本人とは住みたくないし、次に人探すのだるいし、さっさとコンジェイに決定。 ま、あんまり細かいこと言わないBOB的には、すんげーひどい奴じゃなかったら誰とでも住めるからエエわ。



バイトやりまんねんの巻き

BOBはワーホリだ。なぜか?そりゃバイトしてお金稼がないと暮らしていけんからだ。よって、引越し後の生活も落ち着いた先月末から 、ちょこちょこ履歴書を配っていた。

大学時代にファミレスでバイトをしていたし、食事の心配も要らないし、ってなわけで日本食レストラン をメインに活動。なんともワーホリらしくて素晴らしいではないか。まかないでチョコ食べれるかもと言うアホな理由だけでカナディアンの お菓子屋さんにも履歴書出したが、撃沈。

結局、3〜4件話を聞いた中で、平日の午前中は語学学校に行きたいBOBの都合に一番合っていた A屋なるジャパレス(日本食レストランのこと)に決定。やっぱ、ただのバイトならすぐ見つかるなーってのが感想。

以下、ざくっとA屋のメンバー紹介
・裕さん(オーナー)北京出身。元中国銀行行員。気に入らないウェイトレスにはねちねちあたる、よって従業員からはさほど人気なし。
・N二さん(寿司シェフ)東京出身。移民。スキンヘッドでデブッチョ。見た目は怪しいが、生粋の料理人。恋愛に関しては根性なし。
・夏さん(寿司シェフ)北京出身。東京歴7年で日本語ぺらぺら(シモネタが得意)。日本では中華料理のコックさん。TV出演歴あり。
・ANDY(ヘッドウェイター)香港出身。嫁は日本人で、本人は関西弁バリバリ。ハワイの大学でており、英語も問題なし。背が低いのが悩みみの種。
・DAVID(キッチンヘルパー)山東省出身。新しいウェイトレスにすぐちょっかいを出し、毎回沈没。BOBに仕事を教える役。
  ・その他キッチンヘルパーに千葉大学生のS君、あとだめだこりゃワーホリウェートレスが数名。
こんな環境のもと、BOBの(結局2年に渡る)A屋人生が幕を開けた。



いんちきカナディアン登場の巻き

language exchange ってご存知?直訳すると言語交換?になりますが、ようは日本人とカナダ人でお互いの言語を教え合おうという、 学校行かずに語学の勉強をする方法である。お互いに教えあうのでお金はかからない。

そこにピンと来たBOBも、さっそく相手を探すことに。 やっぱりやるなら頭のエエやつとがエエでってことで、近所の有名大学UBC(the University of BritishColumbia)に相手募集の張り紙を 出してみた。

たいして当てにはしてなかったのだが、2〜3件返事が来た。その中からDAVIDという学生と図書館で合う約束を 取り付けた。で、さっそく図書館へ。

向こうから日本人っぽいやつがやってきて、BOBの前で立ち止まった。BOB;"Hi,are you David?" David;"おう、そうやで。",,,,,,,,っガク。日系人だった。Davidはカナダ生まれ育ちの日本人(日系二世やね)。英語の方が母国語だが、 家族とは日本語で話すので、両方問題なし。ただ、日本語の話し相手が欲しかったから連絡よこしたらしぃ。

相手が日本語を話せると わかっていて、あえて英語を話すほどBOBは英語好きではない。速攻日本語で話まくり。language exchangeのはずが、ただの友達作りましょーコーナー になってしまった。とほほ



第一次語学学校終了の巻き

あっという間にカナダに来て3ヶ月。今いってる学校は今月で終了。結局、入ったときより一つクラスが上がっただけで、本人的には ほとんど英語が上達した実感なし。ま、さほど勉強するでもなく、週五日もバイトしてりゃメチャメチャ伸びる方がおかしい。

なんだか 授業料損したような気でいっぱいになったが、勉強しなかった自分以外に責めるものも無し。授業料取り戻す意味でも、来月は学校行かずに いままで学校で習ったことを復習でもしようと決心。

次は9月から学校行くことにターゲットを絞り、8月は彼女も日本から来るし、 独学で勉強しましょーって甘い考えで頭がいっぱいになってしまうのであった。(注;良いこのみんなは真似しちゃいけません)



8月

ローラーブレードにハマルの巻き

今月は学校行かないのでバイトだけ。結構ひまひま。そこでハマッタのがローラーブレード。

こちらカナダでは、街中でローラーブレード してる人にはしょっちゅう出会う。アイスホッケーが盛んな国だけあって、たいていの人がかなり上手い。BOBも学生時代にスキーの経験が あるので、ローラーブレードもちょっとは滑れる。よって参戦。

近所のイングリッシュベイという所にローラーブレードにもってこいの 道があり、そこへ出かける。毎週末のように出かけるのだが、ズボンに穴をたくさん作っただけで終ってしまった。スキーと違い、こけると アスファルトの上なので生傷が絶えない。

でも、晴れた日の浜辺で外人に混じってローラーブレード。結構、外人チックな雰囲気には浸れる。 なんか、○○大学日本校のCMバリの自分に爆笑。



いんちきゴルフへ行くの巻き

ローラーブレードだけでは飽き足らず、ゴルフなんてのにもに行ってみた。

ゴルフといっても、ただのゴルフではない。確かに 18ホールあることはあるのだが、1コースの距離が100ヤード以下。ピッチングとパターだけで周る、その名もピッチ&パットなる ものである。これで12$。結構面白い。

晴れた日のバンクーバーは最高。どこまでも青空が続き、心地よい日差しが注ぐなか、Tシャツと ジーパンにスニーカーでいんちきゴルフ。ん〜ん、これまたなんとも海外生活チックな行動。

バンクーバーに夏にお越しの方は、ぜひともトライして 頂きたい。初心者でも楽しめることまちがいなし。(ゴルフに自信のある方は普通のコースを周りましょう。安いらしいですよ。)



BOB、DJデビューの巻き

そう、DJである。ラジオで喋る、あのDJである。

なぜいきなりBOBがDJになったのか。ただ単にDAVIDと言う日系人の友達が、大学のアマチュア ラジオ局のメンバーなので、一緒にやらんかって誘われたのだ。なんでもバンクーバーの日本人向けにJ-POPを流す番組を始めたいらしい。

そこで、日本語には不自由のないBOBに白羽の矢が立ったのだ。BOB的にも、なんかおもろそーやし、やってみよーと言うことで快諾。 他に数名の日本人の友人を加え、FOOL's PARADISE!!という番組を 立ち上げた。

しかし、いきなり番組作ったからといって放送枠がもらえるほど世の中は甘くない。これから数ヶ月間、デモテープ作りに 精を出すことに。



彼女がやってくるの巻き

BOBは日本に彼女を置いてきていた。その彼女が今月末にカナダにやってきた。滞在予定日数は三週間ちょっと。

しかし、週に5日はバイト、 そのうえ来月からは英語学校再開、これじゃまともに相手できんと考えたBOBは、彼女が大学で英語を勉強しているのを理由に、”カナダに 来たからには、本場の英語を学ぼうじゃないか” と自分の英語嫌いは棚に上げて、えらそうに説教。彼女に語学学校へ通うように提案。 それを彼女が了承してくれたので、彼女滞在中もバイト&学校通いを継続することに。

彼女を日本に置いて勝手にカナダへ、しかも無理やり カナダに呼んだくせに、相手をしようとしないBOB。ん〜ん、彼氏としてはかなりダメ人間。



やっぱりダメ人間の巻き

今月は学校行かないので、今までの復習をっと意気込んでいたが、結局なんだかんだで勉強はほとんどせずじまい。バイト、ローラーブレード、 ゴルフ、ラジオ、彼女、、、、、etc と英語とは無縁の一ヶ月を過ごす。ん〜ん、だめだこりゃ。



9月

ビクトリアへ行くの巻き

バンクーバーのあるBC州の州都は、ビクトリアというバンクーバーアイランド(バンクーバーから海を挟んで向かいにある島) にある町だ。なんでも英国風の町並みで、旅行先としてなかなかエエらしい。BOB自身もまだ行ったことないし、せっかくだから 彼女を連れて行ってやろうってことで、バイトを三日ほど休んで行ってみることに。

普通はみんなバンクーバーからは飛行機で行ったり、 乗り換えのいらない観光バス(フェリー付き)のパックを利用して行くのだが、貧乏BOBは彼女を連れて行くにも関わらず、ローカルバス乗り継ぎ &フェリー、さらにバンクーバーアイランド着いてからもう一回ローカルバスという(多分)最安コースを選択。

もちろん予約大嫌いBOB 主催なので、宿も向こう行ってから探すことに。こうしてインチキビクトリア旅行はスタートした。

ビクトリアに何とか到着。しかし、 ビクトリアで何をするか決めてなかったので、到着してから慌てて情報収集。どうやらホエールウォッチングとブッチャートガーデンがメインらしい。

ホエールウォッチングとは、ボートで海に出て行きシャチを見るツアー。ブッチャートガーデンとは、たくさんの花であふれた庭園である。 子供の頃かかさず”わくわく動物ランド”(TBS系、関口宏のクイズ番組)をみていたBOB的には、もちろんホエールウォッチングに 行きたかったのだが、いかんせん値がはる。”海はさむそーやなー”と訳のわからん言い訳をつけて、安く済むブッチャ―トガーデンへ 行くことに決定。

花に造詣の浅いBOBはいかんせん盛り上がらなかったが、心の洗濯にはなったような気がする。ま、女の子向けか。 ちょっとアフタヌーン・ティーをかまし、観光終了。彼女が喜んだかどうかは定かではない、、、、、、、



第二次語学学校の巻き

9月の第二週から新たに語学学校へ通い始めた。この学校はTOEFL受験準備の専門で、私は朝9時〜12時のコースでお勉強。 TOEFLの点数もってりゃ少しは箔がつくかと思い、この学校を選んでみた。

とりあえず、クラス分けテストを受けたのだが、笑かすことにBOBは三レベル中一番下のレベルに掘り込まれた。とほほ。

この学校は9時〜10時半まで授業で、残りの12時までは問題集を解きながら分からないところは先生に聞きに行くシステム。 生徒の割合は7割韓国人で3割日本人という偏ったものだったが、TOEFLの点数を伸ばすのには影響なし。べつにメキシコ人の インチキスパニッシュ発音英語にたくさん触れたところで、あんまり点数のびなさそうやしね。ま、ええでしょ。

こうして平日の 9時〜12時は学校、12時半〜夕方はバイト、夜は友達と豪遊、週末はバイトと遊び、という生活が始まった。(この生活が 半年ほど続くことになるです)



吊り橋を見に行くの巻き

バンクーバーで吊り橋を見に行きましたなんて言うと、たいがいの人はキャピラノ吊り橋を想像するだろう。なんてたってキャピラノ吊り橋は あの”地球の○○方”にもデカデカと紹介されているくらいだ。

しかし、BOBが行ったのはリン渓谷の吊り橋。何故か?それは前者は有料 で後者は無料だからである。がははははは。BOBはまたしたもお得意のローカルバスを乗り継ぎ、リン渓谷へ彼女と一緒におでかけ。

ん〜ん、さすがは無料。確かに吊り橋だが、ふつーの吊り橋だ。橋自体はたいしたことはなかったが、周りの自然ととてもよろしい。 高い樹木に囲まれた歩道を水の流れを聞きながら散歩。

たかだか2ドル50セントのバス賃を払うだけでこれだけの自然に触れることができる、これこそ バンクーバーの真髄だね。っと勝手に感心。都市と自然の距離が短いことがバンクーバーの大きな魅力。でも、近くにあると逆にあまり 行かなかったりするんだよねー。
(彼女はこの次の週に無事帰国いたしました)



ジョイ・ウォンと写真を撮るの巻き

あなたはジョイ・ウォンをご存知か?

そう、あのチャイニーズゴーストストーリーで幽霊をやっていた美人中国人女優である。北京原人 と言う映画では緒方直人らと競演していたあのジョイ・ウォンである。そのジョイ・ウォンがBOBのバイト先のA屋にやってきた。 なんでもうちのオーナーが知り合いだそうで、彼女がバンクーバーに来るときは顔をだすらしいのだ。

で、有名女優が来ると聞いたBOBは、 その日はバイトが休みにもかかわらずA屋へ。カウンターに座って、まだ来ないのかとオーナーと話しているとジョイ・ウォン登場。 味噌ラーメンを注文した。

 ジョイ・ウォンが味噌ラーメンを食べているBOBが気付いたこと、
・その一。ジョイ・ウォンはタバコを吸う。 これには寿司シェフN二さんがショックを受けていた。なんでもかなりのファンだったらしいのだが、もうええわとか言ってた
・その二。 ジョイ・ウォンは野菜が嫌い。ラーメンに入っている人参やら白菜をのけていた。ん〜ん、大人なら全部くえ。

なにはともあれ、 BOBは記念撮影をお願いし、快く承諾してもらったので大満足。やっぱり女優さんはマジかで見るととてつもなくベッピンだ。

さっそくその写真をメールに添付して日本の友人全員に送ったのだが、ジョイ・ウォンを知ってる友人はかぎりなく0に近く、さほど 羨ましがられなかった。くやしぃ〜。



10月

第一次TOEFL挑戦の巻き

今月でカナダに来てちょうど半年。ちょうどええ機会なので、TOEFLを記念受験してみた。さて、私の英語はこの半年でどれだけ 伸びたのか?

朝もはよーから、隣町のリッチモンドのテストセンターまで暗い中をバスで出発。なにやら最近のTOEFLのテスト はコンピューターでやるらしい。家にコンピューターを持っていないBOBは、勝手にそれだけで緊張。テストセンターに着いてからも アワワワワ状態。

緊張しながらテスト開始。午前中いっぱいでテスト終了。緊張のあまり訳のわからなくなっていたBOBは エッセイライティングのパートをタイピングでやってしまい、ろくな文章が書けなかった。別に鉛筆&紙で書いてもよかったのだが、 緊張してたのかそんな選択肢が存在することすら頭に残ってなかった。落胆しながら岐路につく。

・結果発表

なんかしらんが 550点も取れていた。取った本人が一番意味不明。初めてのテストにもかかわらず、こんな得点が取れているとは思ってもいなかった。 これだけ点数ありゃーそこらのカレッジ、しょうもない大学くらいなら入れてしまうではないか。努力はさておき、結果オーライで満足 のBOB。初回から思ったより良い点数とれたので、今後の勉強のヤル気をなくす。がははは



11月

平凡なる日々の生活を

この月はイベントなし。ただただ学校・バイト・友達とつるむことに精を出す。緊張感がないおかげで、髪は伸び放題、ヒゲも伸び放題、 ズボンは穴あき放題、Tシャツはよれよれという、日本では暮らせないようなカッコで毎日を過ごす。

このありさま。彼女が 日本にいるのをええことに、身だしなみとは無縁の生活を送る。友達から”そのカッコどうにかならんのか?”と注文を受けるまでに。



12月

第二次TOEFL挑戦の巻き

1999年の総決算と題し、またしてもTOEFLを受けた。

実際一回の受験料が170$するため、金銭的にはクビを締めることに なるのだが、目標なく英語の勉強が続けられるほどBOBは意思が強くなけりゃー英語好きでもない。170$を無駄にしないように勉強するのだ!!と 強く自分に言い聞かせる。

今回は隣、隣町のコキットラムなるところまで遠征。昼頃出かける。向こうに着き、テスト開始。さすがに 今回はエッセイは手で書く。前より少しはましなものが書けたような気がして、とぼとぼ帰宅。

・結果発表

手書きエッセイが効いたのか、 前回よりもよく 575点をゲット。しかし、前回よりもリスニングのパートの点数がピクリとも上がっておらず、今後の勉強をリスニング に焦点を合わせることに決定。計画だけは一人前。やるかどうかは別問題。(←BOBの悪い癖)


ボクシングデーの巻き

別に国民みんなでボクシングを見る日ではない。(注:BOBは初めそう思っていた、、、)

なんでもクリスマスの次の日に、売れ残り の商品をセールで売り払ってしまおうという日らしい。おかげで街中の全ての店が大セールになるのだ。よって街中には今までに 見たこともないほどの人たちが行列をなす。年に一回の掻き入れ時(お店にとって)である。

もちろんBOBはクリスマスも、 クリスマスイブも、そして当たり前のようにこの日もバイト。当然のように、死ぬほど忙しかった。

街を見渡せば、どこもかしこも買い物袋を 山のように抱えた人達ばかり。カナダにいながら週5でバイト、給料は生活費と学費で消滅。足が出るため貯蓄で食いつなぐ日々。 なんかワーホリのくせにホリデーの部分あんまり使ってないなーっとショックを受けるBOB。


ニューミレニアムの巻き

BOB史上初の海外での年越しになった。しかもそれがニューミレニアムの年に。

結構いいかも、なんて思っていたがさほどでもなし。 実際には夜までバイト。それが終ってから、バイトの人たちと近くのサイエンスワールドなる科学博物館みたいなところへ花火を見に行った。

そのメンバーの中に、バイト先のウェートレスさんの友達で、あまりに喋りがしょうもなく、常識に欠けており、話し方がカンに触る 20歳で高校生という訳のわからん男の子がおり、”うざいやつやなぁ〜”っと思っていると年が明けた。

ん〜ん、感動なし。


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