4月11日(日)

出発の日である。にもかかわらず、早朝まで荷造り全くせず。4時半ころやっと起き出し、荷造り開始。パスポート、着替え、お金類、 モバイル関係をいつものバックパックに掘り込み、完了。所要2時間弱。これで数年日本を離れようってところが怖い。

インターネット プロバイダーのアメリカでのアクセスポイントすら確認せぬまま、幼稚園に入る前からの友人であるK氏に関空行きバスの出てるバス停 まで送ってもらう。ちなみに、空港まで彼女同伴の為(注:昨日できた彼女。かなり無理やり。)、こっぱずかしいので両親とろくに 顔を合わせずに出発。これで数年日本を離れようってところまたまたがすごい。

無事バスに乗り込み空港到着。空港のグレ電(グレーの電話線 挿入口付き公衆電話)で慌ててアメリカのアクセスポイントをWEBで確認。海外モバイル用に買ったザウルスが、持ち主の直前まで 何もしない主義のおかげで国内からWEB閲覧に活用される。モバイル万歳。そうこうする内に搭乗時間。さっさと乗り込む。

後で 彼女に聞いたのだが、搭乗直後に放送があり、私の名前が呼ばれたらしい。代わりに彼女がカウンターに行ったところ、大学時代の友人 2名が見送りに来てくれてたそうな。残念ながらBOBが出発日時を11日の朝としか言っていなかったので、見送りに来てくれたのに 合うことが出来なかった。出発日時を公にして、誰も見送りに来てくれなかったら淋しいのでうやむやにしていたことが裏目に。幸先悪し。




飛行機は順調。 無事にソウルに到着。1万円だけ両替して、地下鉄で町へでる。600ウォンで光化門駅まで乗り換えなし。さすがにソウルは二回目なので 迷わず。前回と同じ大元旅館にチェックイン。悲しいことに、2年前より2000ウォン値上がりしてた。っがく。

宿に着くと、 夕方にも関わらす爆睡開始。初日の日程を無事消化。


4月12日(月)

8時30分起床。旅行初日から19時間も寝てしまった。がはははは。

隣のベッドにいた日本人と朝食を食べに行く。前回の訪韓時に食べ そこねたプルコギ(韓国風の甘辛い焼肉やね)に挑戦。朝から焼肉という、なんとも韓国チックな一日のスタート。食後は一人で本屋さ んへ。日本出国時にろくに旅の準備をしてなかったので、ここで日記帳、お小遣い帳、ポールペンを購入。

当てもなくソウルを彷徨う。 なんとなくロッテ百貨店へ。ん〜ん、日本の百貨店と大差なし。おもろないので明洞という目抜き通りへ。ん〜ん、戎橋筋(大阪)と 大差なし。

腹減ったのでロッテ百貨店に戻ってロッテリアへ。超本場のプルコギバーガーを食す。日本のロッテリアにはないメニュー である。ん〜ん、なかなか。でも所詮はファーストフード。感動するには至らず。ロッテリアで横にいた少し日本語を話す親子が話し 掛けてきた。仁寺洞というところがおススメらしい。行ってみる。ん〜ん、イマイチ。どうも土産物屋通りみたいだが、これから北米を 目指すBOBの心にグッと来るものなし。

宿り戻り、買ってからろくに説明書も読んでいないデジカメを研究する。さすがに安物。 レンズと画素数がショボイ。ま、赤外線通信機能がついてるから買っただけのこのデジカメ。贅沢を言ってはいけない。

隣のベットの 人が帰ってきたので、またしても一緒に食事へ出かける。今回は冷麺とビビンバ。冷麺は思ったよりさっぱり。BOB的にはイマイチ。 ビビンバは美味い。大好きだ。宿り戻り、シャワー浴びて寝る。


4月13日(火)

早朝目がさめたので、飛行機の時間を確認。15時発だった。よって二度寝。国は違ってもやることはいっしょ。がははは

10時起きて、買い物に。ワイヤーロックを探して回るが見つからず。次に使い捨てカメラを買いに行く。まぬけなお話だが、BOBは デジカメ+ふつうのカメラを持って来たつもりだったのだが、フィルムだけもってきて、普通のカメラ本体を忘れてきていた。ん〜ん、 だめだこりゃ。バックパックのなかのAPSフィルムはタダの荷物になってしまった。くそー。

空港に向かう為、一旦宿に戻る。 宿にはニュージーランドワーホリ帰りの女性2人組みがどこ行こうか迷っていたので、持っていた歩き方の韓国編をあげる。こんなの 北米に持っていってもただの荷物やしね。

地下鉄で空港へ。ちゃっちゃとボーディング。さっさと ソウルを離れる。ちなみに大韓航空のこの日の機内食はビビンバ。ん〜ん、うまい。ちょっと量が少ない気もするが、、、、。

映画はYou've got mailがやっている。英語&韓国語放送のみ。もちBOBには理解不能。大韓航空でニュージーランドに行ったときに やってたMission:Impossible−2と同じ状況。日本語放送提供してくれよ〜。なんちゅう内に爆睡。




L.A.

夜が明けたので起きた。にもかかわらず、日付は変わらず。BOB24年の人生で初めて日付変更線を越えた。ちょっと変な気分。

ついにアメリカはLAに到着。入国審査は問題なし。もちろん市バスで中心部へ向かう。一応ハリウッドへ行きたかったので、乗り換え地点 になったら教えてくれと黒人デブバス運ちゃんに頼んだのだが、教えてくれなかった。(ように思う。英語が聞き取れなかっただけの可能性大。) おかげでダウンタウンに来てしまった。インフォメーションセンターを見つけたので、そこでハリウッドへの行き方を聞き、なんとかハリウッド到着。

歩き方にある安い宿を探すが、住所の場所は集宅地。宿なんてものは存在せず。さすが歩き方。もういいかげん慣れてきた。第二候補の ユースホステルになんとかベッドを確保。

さっそく勢い勇んで本場のマクドへ向かう。ビックマックを注文、、、、、したのはいいが、 なんと5分以上も待たされた。日本では考えれられない待ち時間。味や大きさはさほど変わらないが、日本とアメリカのマクドでは 店員の勤務態度に大きな差を感じた。もちろんスマイルもなかった。なんか店員が怒ってるように感じたのは私だけだろうか?

その後は宿の目の前にあるチャイニーズシアターなる映画館へ。入り口のタイルに有名人の手形、足形がつけてあるあの映画館だ。 ちょこちょこ写真をとって観光客気分満喫。

ちょっと眠気がしたので宿に戻り昼ね。のつもりが思いっきり寝てしまった。時差ぼけか?


4月14日(水)

2日あったような気のする13日も終わり、本日よりアメリカ旅行本番。昨日早くにベッドに入ったせいか、早朝4時に目がさめる。 こんな時間に起きてもすることないので、朝方までベッドでゴロゴロ。8時頃にシャワーを浴び、近所のバーガーキングで朝食をとって 一日のスタート。

貧乏BOBはハリウッドに来てでも外食する余裕はさほどないため、自炊用の食材を仕入れようとスーパーを探すが、 近所には見当たらず。ん〜ん、食費のかかりそうな街だ。

昨日目をつけておいたチャイニーズシアターへ行く。朝一番の上映は5$と 安い。やっているのはキアヌ・リーブスのMATRIXである。あまり映画に精通していないBOBは、まさかこれが話題の映画であるとは 思いもせず、暇つぶし的感覚で入場。せっかくハリウッドで映画を見るのだから、アメリカ人っぽくコーラを片手にと考え、ラージコーラを 注文。3.79$もしたので、えらい高いなぁ〜なんて思ってたら、2Lはあるであろう化け物のような紙コップに入ってコーラが出てきた。 さすがアメリカ。さすがに映画見てる間だけでは飲みきりませんでした。

で、肝心の映画の内容ですが、、、、、、生まれて初めて英語の映画を 字幕なしでみるBOBにあんな込み入った内容の話が理解できるわけなし。雰囲気だけ味わって終了。

映画の後は、ダウンタウンへ 出かける。もち交通手段はローカルバス。散歩ついでにリトル東京に行ってみるものの、さほど感動なし。日本から来たばっかりの人間 の行くところではないようだ。がはははは。


4月15日(木)

今日気付いたのだが、BOBの泊まってるユースホステルは朝食付きだった。昨日は知らずにバーキン行ってしまった。失敗、、、、

それはともかく、今日はサンタモニカのビーチへ行くことに。ハリウッド通りから少し南へ行ったところにあるサンタモニカ通りでNo4の バスをゲット。ひたすら西へ向かう。

一時間ちょっとで海に到着。本日はあいにく曇り空&霧がすごい為、ただっ広い砂浜を一望する ことは出来ず。残念。しかしせっかく来たのだから、浜辺にダンボールを引いて昼寝をかます。数十分くらいして目を覚ますと、カモメに 囲まれてた。ダメだこりゃ。

気を取り直して桟橋の方へ行ってみる。どうもこの桟橋が観光ポイントらしく、土産物屋や軽く食事を できるところが並んでいる。絵葉書を一枚買って大満足。桟橋から南の方を見ると、浜辺沿いにチャリンコ&ローラーブレードコース用の コースがあり、気持ちよさそうなのでその道沿いにマリナデルレイ(世界最大といわれるヨットハーバー)へ歩いて行くことにする。 、、、、、、、、、、、、、

甘かった。アメリカはでかかった。地図でみるとなんとか歩けそうな距離だったが、実際歩いてみると数時間もかかってしまった。 しかも途中で道に迷って、近くのホテルで地図をもらってなんとかマリナデルレイに到着。さらに追い討ちをかけるように、この マリナデルレイが面白くない。別になんちゅうことはないただのヨットハーバーだった。っがく。

さすがに帰りはバスでサンタモニカに 戻り、そこからNo4のバスでハリウッドに戻った。なんかトータル5時間くらい歩いた気がする、、、


4月16日(金)

さすがにテーマパークに行かなけりゃLAはさほど面白くないらしい。明日サンフランシスコに発つことにする。よって今日はバスチケットの 手配をすることに。

ひとまずダウンタウンへ行く。郵便局に寄って切手を買い、昨日サンタモニカで買った絵葉書を出したあと フードコートでCarl's Jrというファーストフードの店に入った。

とりあえず一番安い3$くらいのセットを頼む。すると店員の兄ちゃん が色々言ってくる。英語を解さないBOBは?顔。得意の半笑いで頷いてごまかすと、頼んだセットがExtraサイズになり、デザート やらなんやら色々付いて結局6$近い買い物になってしまった。やっぱり何言ってるか分からないのに頷くのは危険だ。ガイドブックの 言う通りだと確認。がはははは

気をとりなおしてバスディーポ(長距離バス乗り場)へ向かう。初めのうちはよかったが、バスディーポが ちょっとはずれにあるため、気が付けば周りの治安が悪くなってきた。どう見渡しても白人さんがいない。黒人やらメキシコ系の人だらけだ。 アジア人すらいない。しかも建物には落書きだらけ。ん〜ん、怖っ。なんか黒人同士で水玉風船のぶつけ合いとかしてる。

なんとか バスディーポに着いたのだが、こんな昼間でも怖いところまで夜にバス乗りにくるのはあまりに怖いので、バスはハリウッドのバスディーポ から乗ることに決める。ここは怖すぎ。

帰りにリトル東京のヤオハン(日系スーパー)に寄る。近くにスペースシャトル・チャレンジャー の爆発事故でなくなった日系アメリカ人宇宙飛行士、オニヅカさん(注:元WBA・Sフライ級王者ではない)の記念碑があるので写真 をとる。観光客っぽくてGOOD。

ハリウッドに戻り、バスのチケット購入。ん〜ん、まちがいなくこっちのバスディーポのほうが 安全や。っほ。


4月17日(土)

サンフランシスコ行きのバスは夜11時頃出発なので、宿をチェックアウトした後はグリフィス天文台へ行くことにする。そう、あの 漫画、課長・島耕作にもでてくる、夜景の綺麗な天文台である。

もちろん貧乏BOBはローカルバスで向かったのだが、なんとグリフィス 天文台行きのバスは一時間に一本しかないらしい。天文台に着くのにえらい時間がかかった。くそー

HOLLYWOODの白いでかい文字が 山肌にそびえている写真を皆さんは見たことがあるかと思うが、グリフィス天文台はその山の近所だった。あのHOLLYWOODの 文字が肉眼できっちり見えた。

昼過ぎに着いたのはいいのだが、お目当ての夜景の時間にはたっぷり時間がる。で、天文台の中を 見て周ったのだが、大阪の科学博物館をちっちゃくした感じのもので、たいして時間は潰せず。あまりに暇すぎで、昼寝してしまった。

なんとか夕暮れになり、お目当ての夜景を堪能。ん〜ん、すばらしい。LAが全貌できる。なんでもLAは関東平野くらいあるらしいので、 関東平野を一望できるところからの夜景を見てるようなものだ。ちょっと日本の夜景スポットなんかとは規模がちがう。待ったかい有り。 せっかく写真を取ったのだが、バカチョンカメラだったせいか、取れてまへんでした。ぐやじ〜

夜景堪能後はハリウッドの街に戻り、 バスディーポの隣のマクドで時間を潰す。時間よりちょっと遅れたがバス到着。さっさと乗り込み、出発。明日の朝にはサンフランシスコ到着である。



S.F.

4月18日(日)

バスの中で眠りは浅かったものの、ふと目が覚めればもうサンフランシスコに着いていた。時刻は6時半。さっそくL.A.のユースホステル で広告を見つけた安いホステルを探しに出かける。

散々歩き回ってやっと見つけたが、まだ開いていない。近くのカフェでドーナッツ 食べながら開くのを待つが、その気配なし。なんか治安もあまり良さそうな感じじゃない地区だし、町の中心地まですこし遠いので、 ユニオンスクエアという町の真中にあるユースホステルに泊まることにする。

さすがにこちらのホステルは立地、内容ともに立派。 料金もおかげさまでご立派。ユースホステルのドミトリーのくせに、一泊18$もした。日本円にして2000円強。アメリカは懐に優しくない国だ。

昨夜の夜行バスでの睡眠ではいまいち疲れが取れてないらしく、ちょっと昼寝のつもりで横になったら夕方まで寝てしまった。

夕方から街を散策に。L.A.と比べると、全体的に規模が小さい。しかし噂どおり UP DOWN がかなりキツイ。そりゃケーブルカーにでも乗りたく なるわってな感じだ。

ちょこっとチャイナタウンに行ってみる。なんでもサンフランシスコのチャイナタウンは北米一規模がデカイらしい。 さすがはチャイナタウン。英語より中国語がはびこっている。アジア独特の臭いがその辺りに充満。アジアチックでよろしい。

宿に戻り、 インターネットマシーンでメールのチェック。何件か来ていたが、文字化けで読めず。とほほ。早く自分のザウルスを接続できるモジュラージャック付き 公衆電話さーがそっと。


4月19日(月)

9時45分起床。なんてったってアメリカなので、今日も朝から Carl's Jr なるファーストフード屋で朝食。ビジターインフォメーション センターに行き地図をゲットし、とりあえず金門橋(ゴールデンゲートブリッジ)を見に行くことにする。

ローカルバスで行こうと 思っていたので、バス停にならぶ。バスが来たがゴールデンゲートブリッジに行くバスかどうか分からなかったので、横におるおっさん に聞いてみた。おっさんは教えてくれたが、1$くれとうるさい。このおっさんと1$でもめたせいでバスを逃すのもあほらしかったので、 あげる。ん〜、無駄な出費や。バスの行き先はやっぱ運転手に聞くのが一番やね。

ゴールデンゲートブリッジには無事到着。この橋が なんで観光名所になるくらい有名なのか良く知らないが、とくかくデカイ吊り橋だった。ちなみにゴールデンといいながら、色は赤で ある。

とりあえず橋を渡ってみることに。,,,,,,,,,, 疲れた。余裕で30分はかかった。日本では世界一の明石海峡大橋の近くに 住んでたことがあるにもかかわらず、明石海峡大橋より先にゴールデンゲートブリッジを渡ってしまった。ちょっとグローバルな感じに 浸る。

お次はフィッシャーマンズワーフへ向かう。もちろん ローカルバスで。フィッシャーマンズワーフなんて偉そうな名前がついているが、天保山ハーバービレッジをでかくしただけのような 観光地である。

さほど見物するところはなく、ひたすらお土産物屋と飲食店が並んでいる。日本人もめちゃめちゃいる。土産にも 買い食いにもさほど興味が湧かなかったので、広場でやってたジャグリングショウを見てたが、いかんせん英語が分からないので面白さ 半減。さっさとケーブルカーに乗って宿に戻る。

宿の近くの日航ホテルに寄ってみる。別に泊まる訳ではない。モジュラージャック 付きの電話を探しに来ただけである。お!発見!しかし使い方が分からないのでフロントで聞いてみたところ、それならビジネスオフィス の電話を使えとのこと。やっと北米に来て以来初のザウルスの出番。ところが、設定が間違っていたらしく”サーバーが見つかりません” のエラー。がくっ、、

今晩設定の見直しをして明日トライしよーっと。


4月20日(火)

サンフランシスコは思ったより小さいし、今日の夜のバスで出ようかとも思ったけど、昨日洗濯した靴下がまだ乾いてなかったのでもう 少し滞在することに決定。本日も引き続いてザウルス接続に奮闘することに。

またしても日航ホテルに行って公衆電話からインターネット 接続に挑戦。公衆電話を色々こねくり回してみるが進歩なし。フロントに日本人マネージャーがいたのでやり方を聞いてみるが、その人も 分からず。近くのヒルトンに違うタイプのモジュラージャック付き公衆電話があるからそっちに行ってみろとのアドバイスを受け、 とりあえずヒルトンへ向かう。

なんとヒルトンにはモニター&キーボード付きの公衆電話が あるではないか。BOBが出国前にあるガイドブックで見かけた、インターネット用の公衆電話として紹介されていた写真と同じ物である。 これでなんとか接続できそうや、と一安心したものの、こいつでも接続できない。

やり方詳しく聞いてみようと、フロントで日本人の ホテルマンに電話をつないでもらうがその人も分からないとのこと。仕方なく技術屋のオッサン呼んで、日本人のホテルマンに通訳して もらいながらなぜ接続できないのか色々尋ねてみるが結局誰もわからないとの事。くそ〜、ウン万円だして買ったザウルスが 全く機能していない!!俺様のモバイル旅行計画が、、、、

失意のうちに宿に戻る。戻る途中に電気屋でインターネットお試しiMac が使い放題になっているのを見かけたので、メールを打ちまくる。 自分のデバイスがネットにつながらない憂さを晴らす。

宿に戻ってラウンジでのんびりしていると、Vio を操っている日本人のおねぇさん発見。 なにはともあれ、BOBよりもコンピューターに詳しそうだったので公衆電話からネットにつながらないで困っている話を相談してみた。

するとそのおねぇさんは明日モーテルに移るので、そこの電話線で試して見なさいとの事。日本製のVio は公衆電話からはしたこと無いが、 一般の電話回線でならアメリカでも問題なくネットに繋がるそうだ。せっかくなので明日お世話になることにする。


4月21日(水)

昨日のおねぇさんとまずはモーテル探し。なんでもこのおねぇさんは以前にもサンフランシスコに来たことがあるらしく、結構手馴れた 感じでめぼしをつけたモーテルをチェックしていく。何件か回ったところで気に入ったモーテルがあったので、そこに決定。早速BOBは 電話線を借りてネット接続に挑戦。

速攻接続成功。

やっぱり公衆電話側に問題があったらしく、普通の電話線からだと問題なく 接続できた。じゃ、あのモジュラージャックの付いてた、はたまたモニターとキーボードまで付いていたあの公衆電話達は何だったのかいな? という疑問が頭に浮かんできたが、ウン万円もはたいたザウルスがついに使い物になった喜びでそれはあまり深く考えないことに。

それから2人でメキシコ料理を食べに行き、( BOB 初のメキシコ料理だったが、ん〜イマイチ) 近所に綺麗な建物の美術館があるそうなのでそこを見に行く。

しかしこのおねぇさんの話がおもろい。なんでもスウェーデンに留学してた ことがあるのでスウェーデン語が話せるらしい上に、英語も不自由なく話していた。しかも就職しては退職、で海外旅行という生活を ずっとしてるらしいが、就職の面接で落ちたことが無いと豪語していた。面接必勝本でも出そうかしらとか言ってた。

お礼を言って から分かれて、BOBは一人でHeight ストリートなるゲイで有名な通りをぶらついてから宿に戻る。ネットも成功したし、明日のバスで ポートランドでも行こうかなぁ。


4月22日(木)

本日夕方5時のバスでポートランドへ行くことへ。もうサンフランシスコでやりたいこともさほどないので、11時のチェックアウト まで宿でのんびり。

昼はJack in th Boxなるバーガー屋へ。ここはなんでも日本のモスと同じで、注文が入ってから作るスタイルなので、 結構うまい。

宿に荷物を預け、ひとまずバスの切符を買いに行く。そこでL.A.でもS.F.でも同じ宿だったドイツ人に会う。なんでも アメリカ西海岸の国立公園周りをしてるらしい。ドイツでは警官だそうで、ここ数年あまり休みも取らずに働いたので3ヶ月の有給を取って アメリカに来たらしい。日本人サラリーマンやめてこっちに来たBOBからみれば、羨ましい限りだ。BOBも勤めていた会社が3ヶ月の有給 くれるようなら、辞めたりはしとらんじゃろうに。お国柄の違いか。

後はぶらぶらしながらバスの出発を待つだけ。出発後はサクラメント で乗り換えたものの、基本的には爆睡。


     
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